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月曜日, 6月 17, 2019
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Startup World Cup 2017で優勝したUnifaが新製品と資金調達を発表!

  今年3月にアメリカ・サンフランシスコで開催された「Startup World cup 2017」にて「スマート保育園構想」で見事優勝し、過去にHipstartersのピッチイベントにも登壇頂いたユニファ株式会社が、10月4日、業界初となるチャイルドヘルスケアIoT新サービス「るくみー午睡チェック」の記者発表会を行った。 今回発表された「るくみー午睡チェック」は、保育園・こども園でのうつぶせ寝による乳幼児突然死症候群(SIDS)の防止、また保育士の業務負担の軽減のために開発されたもので、園児一人一人に小型センサーを取り付け、寝返りの状況やうつぶせになっているかどうかを5分おきにタブレット端末にてチェックできる画期的な新製品。今までは保育士が午睡中の園児一人一人を5分おきに確認し、寝ている向きを手書きで記録する必要があったため、業務を大幅に軽減する他、安全対策のダブルチェックとしても大きな効果が期待される。 また来年初旬からの本格提供に向け、凸版印刷グループと業務資本提携の締結も発表。凸版印刷の強みであるデータ管理体制やデジタル化へのノウハウ等の支援を受けるだけでなく、全国の保育機関とのネットワークを持つ株式会社フレーベル館との業務提携で、サービスの提供・信頼を拡大し、3年後の1万施設導入を目指す。 資金面では、今回凸版印刷をはじめ、SMBCベンチャーキャピタル、個人投資家などから総額10.2億円の資金調達をし、今後は園児の健康状態等の情報をビッグデータ化・AI技術を活用するチャイルドヘルスケアIoT市場を立ち上げ、保育の業務効率化、質向上保育士不足の問題を解決のため、「スマート保育園構想」の実現に向け、取り組みを進めて行く。   《関連記事》 日本代表が世界大会で優勝!「Startup World cup 2017」でUnifa が快挙! テクノロジーの力で家族コミュニケーションを豊かに – Unifa –    

テクノロジーの力で家族コミュニケーションを豊かに – Unifa –

今年2月24日に行われた「Teckstars x Hipstarters Pitch Event」に登壇し、その後、3月24日にアメリカ・サンフランシスコで開催された「Startup World cup 2017」に日本代表として出場し、見事優勝を手にした「Unifa(ユニファ株式会社)」。 Unifaは『Unify(一つにする)+Family(家族)』の造語で、その名の通り「家族コミュニケーション」を豊かにするプラットフォームの創造に取り組んでいる。今回は東京オフィスの事業管理部部長 森田修平氏にお話しを伺った。   -Unifaのサービスについて教えてください。 我々は「保育業界」に着目して、保育士と保護者双方に価値をお届けするサービスを提供していきたいと考えております。 昨今の日本の保育業界においては、保育士さんが保育園に就職してもすぐに辞めてしまうという事態が頻発しており、慢性的な人手不足が問題になっています。 一方、家族・子供に焦点を当ててみると「子供の孤立化」が発生しています。というのは、共働き世帯が増えていることで、子供一人当たりにかける時間が減ってきているためです。 その中で、両者の課題解決のために、インターネット写真動画サービス「るくみーフォト」と園内見守り業務のデジタル化支援、すなわち園内のアナログ文化をデジタル化していくことで、「保育士の業務効率化」を支援するサービスを提供しています。 サービスコンセプトとしては、テクノロジーの力で園内業務をサポートし、かつコミュニケーションを豊かにしようというBtoBtoCのビジネスモデルになります。 現在、保育園の大半では依然として、撮影した写真を「壁張り」形式で保護者の方に提供しています。 ただこの壁張りは、保育士にとってとても大変な作業です。デジタルカメラで撮影したデータをPCに取り込み、クラスや子供毎に仕分けを行い、さらに現像手配等も必要になります。 そこで我々は、タブレットで撮った写真が3秒後にはアップロードされるという形で、写真業務を効率化するサービスを提供しています。当社サービスの特徴は、撮影を除けばほぼ全ての写真事務が自動化されるという点にあります。 既存の写真サービスは写真の質に重きを置いており、結婚式などのイベントで派遣されるプロカメラマンにとって受けがいいシステムとなっている一方、私達は「保育業務」に重点をおき、画像認識、撮影アプリの提供、セキュリティの確保等、「保育士が使いやすいサービス」を第一に考えて、サービスを磨いてきました。 保育園側のメリットとしては、写真事務が楽になる他、保護者に対して園内の可視化ができる、またこのサービスを通じ、園にお金が一部入る仕組みとなっています。 また、保護者側も園内写真を通して、家では見ることができない子供の様子を知ることができ、それを通じて家族内のコミュニケーションがより豊かになると思っています。 現在こちらのサービスは、約1,300ヶ所以上の施設にご利用いただいています。 園内写真事務を含め、保育園業界ではアナログ文化が根付いています。例えば園児の一人ずつの体温計測、午睡時間等をノートに記入する。また保護者との連絡帳を書く等、膨大な作業があります。そのような業務をデジタル化にシフトしていくことで、保育士の業務効率化を支援していきたいと考えています。 -起業のきっかけを教えてください。 弊社代表の土岐は、もともと住友商事から外資系コンサルティング会社のローランドベルガー、その後デロイトトーマツコンサルティングを経て起業に至りました。 外資系コンサルティング会社では多忙のため、帰宅が朝方になることも多々あり、家族との時間が取れずにいることに問題を感じていました。 そこで自分の経験を踏まえて、「家族の幸せになるようなサービスを提供したい」ということをテーマに起業を決意したという経緯があります。 私はそのデロイトで一緒のプロジェクトを担当していた時期があり、代表の人柄そしてサービスのコンセプトに共感し、会社設立から約2年後にジョインしました。 ―既存のサービス、また競合との差別化のポイントは何ですか。 一つはビジネスモデルだと考えています。 一般的なサービスはBtoBあるいはBtoCの形式が多いと思いますが、我々は主に保護者に課金することで、保育園には廉価でサービスを提供する仕組みを採用しており、これによりまずは保育園・保育士を支援し、そして最終的にエンドユーザーである保護者にも喜んでもらえる、というBtoBtoCのサービスができるということが強みです。 また、ソフトウェアサービスだけではない、ということも特徴です。 最近は保育園向けのソフトウェアサービスが増えていますが、保育園は非常に特殊な業界であるため、現在の状況からすぐにデジタル化に移行するのは少し時間を要すると思います。 そこでその間にIOT、すなわちハードウェアベースでのサービスを介することで、よりソフトウェアサービスに親近感を持って貰うことができると考えています。...