ソーシャルインパクトがあるシリコンビーチのスタートアップ5選

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ソーシャルインパクトがあるシリコンビーチのスタートアップ5選

ソーシャルインパクトがあるシリコンビーチのスタートアップ5選
– Written by Megumi Kitamoto –

シリコンビーチでは「ソーシャルインパクト」を重視している企業が増えています。ソーシャルインパクトとは社会や環境の問題に取り組みながら事業を進めている会社のことです。

各社さまざまな取り組みで、社会的影響を与えています。。
今回はソーシャルインパクトを優先している、シリコンビーチの企業を5つ紹介します。

 

1、Pledgeling

Pledgelingは、他社が社会問題の解決に貢献するプラットホームを提供している企業です。企業がこのプラットホームを利用することで、セールスが11%増えると主張しています。PledgelingはTinderやLATimesなどの有名な企業からの寄付、または個人的な寄付をNPOなどの団体に寄付しています。これまでサメや虎を保護している団体や、木の植樹活動をしているNPOのために130万ドル以上集めています。

 

2、Inspire

個人宅やビジネスのために、なるべく省エネなエネルギープランを作成し、風力エネルギーをアクセスしやすくすることを目的とした企業です。風力エネルギーは、環境にやさしい反面、値段が高く供給が不安定というデメリットがあります。一般の人にも利用しやすいように、風力発電所と協力しながら普及に努めています。

公益事業会社が提供しているエネルギーを、Inspireが月額単位の均一料金で消費者に提供し、います。「エネルギー業界のネットフリックス」とも呼ばれている、ポテンシャル大の企業です。

 

3、Reformation

ファッション業界はゴミの排出量が多く、生産方法も環境への影響を懸念されるため、世界で3番目に環境に悪い業界と言われています。しかし、サステイナブルなアパレル会社のReformationはそれを覆そうとしています。販売している服には中古の生地や、環境に優しい糸を使用するなど、服作りをエコにする様々な取り組みをしています。

その他Reformationのホームページには、節水できる洗濯方法を掲載するなど、洋服のリサイクルプログラムを実施し、環境に配慮したサービスも提供しているのが特徴です。

 

4、Swell

Swellは「前進に投資する」がモットーの投資会社です。集めた資金は社会や環境をよくすることに貢献している企業や団体に投資しています。過去には再生可能エネルギー、ゼロ・ウェイスト、疾病の根絶などに取り組んでいる団体や会社と連携を組みました。

投資先を自ら選ぶことができ、専属ウェブサイトで資金がどのように使われているか確認することができます。自分の投資がどのように使われているのか知ることができ、自分のインパクトを確認できるのはモチベーションとなります。

 

5、Aspiration

金融業界は強欲というイメージがあるが、Aspirationは「地球を第一に考える金融」をモットーにした金融会社兼銀行です。銀行の利益に対し$1当たり10%(10セント)を団体に寄付していて、現在は小口融資を提供している団体と連携を組んでいます。

またこの銀行の預金者は、銀行が融資している団体の中から寄付する団体と金額を指定して寄付することができるので、銀行も預金者もお金を稼ぎながら誰かの役に立つことができる仕組みを構築しています。

シリコンビーチはIT企業やエンタメ業界に関する企業が多いですが、このようなソーシャルインパクトに関わる企業も盛んです。このような社会にインパクトを与える企業が、これからもますます増えることでしょう。

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